地震で天井落下!

東日本大震災の影響で和室の天井が落下してしまったオーナー様からの
依頼で築35年以上の、賃貸の天井改修工事に入りました。
地震当初は、目立った感じはなかったようなのですが、9ヶ月以上もたった
年末、急に1枚の天井材が落下してしまったそうです。(写真は落下部分を年末に
借主様が応急処置したところです)
年明け早々、連絡をもらい伺ってみると、和室の天井材のあちらこちらにズレが生じて
いるので、他の部分も放置すれば先々は落下の可能性もあります。
特に使用している天井材が、ボードにシート張りしたものなので、
最近使われている天井材に比べると重量もかなりの重さになります。
屋根裏からの補強だけでは難しい状況なので、下から補強材を取り付けることにしました。

直角に渡した補強材は、竿縁天井のような納まりでなかなかきれいでいい感じになりました。
何より補強としてもバッチリでこれで安心して暮らすことができます。
落下して途中で折れた1枚のみ交換して、あとは下からの補強で対応しました。
地震対策もこの補強で一安心ですね。よかったです。